STORY

「大切な人を亡くした人たちの物語」

 

リコ・アオ・ヨウタのお話し

石垣島の学童保育で先生をしている女性、リコ。リコには付き合っている人はおらず、子供たちと暮らすこの生活が幸せだった。

ある時、その学童にヨウタという転校生がやってくる。

夜、ヨウタを迎えに来た男、父親のアオ。アオは10年以上離れていたリコの幼馴染だった。

そんな矢先、リコの父親が縁談の話を持ってくる。幼馴染との再会に恋心を抱いていたリコだったが・・・

 


 

ユウリのお話し

高校を卒業したばかりのユウリは内地出身でシャイな性格の女の子。

それを案じていた両親は伯父が経営している石垣島の民宿に暫くの間居候して働かせてもらうようお願いする。

不器用なユウリは不慣れな環境に苦労しながらも、少しずつ仕事を憶えてゆく。

そんなある日、ふと聞こえてきた三線の音色に導かれ八重山舞踊とデンサー節の曲に出会い興味を持つ。

舞踊の仲間と会話することで徐々にシャイな性格を克服していくユウリ。

デンサー節の意味を知り父親や伯父との関係を自省し始める・・・

 


 

旅人とルリのお話し

妻を若くして亡くした旅人は毎年この時期になると八重山を訪れ妻との想い出にひたる。

生前、妻からプレゼントされたポーチに描かれたみんさー柄の意味。

妻が口ずさんでいた八重山民謡。そして妻の故郷小浜島でのお墓参り。

ふとした瞬間に妻がすぐ隣にいるような気がして胸を打たれる旅人。

帰りの船が動き出したとき、防波堤には来年もまた会えることを祈っているようにも見える妻ルリの姿が・・・

 

 

それぞれの人生がシンクロする